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CRM250
■CRM250について。
CRM250とは長い付き合いで91年式ではバックオフ誌の全日本エンデューロ選手権において総合優勝を経験しました。
時代はバブル真っ盛りでエンデューロも非常に盛り上がっていました。1日のエントリーが500台なんてレースもありました。
トップクラスのライダー達の車両はエンデューロレーサーでしたが大半は市販車の改造でした。市販車のカスタムはその頃から手がけていますのでCRMのような市販車のカスタム&メンテナンスには自信を持っています。
一時はかなりの高値で売買されていましたCRM250ARですが最近では30万円台で売りに出されている車両も見られます。
発売から時間は経過していますが現行モデル達と性能を比べて見た時にこの30万円台の車両代は決して高くは無いと思います。

エンジンパワーに関しては現行トレールモデル達を圧巻しています。
現行250ccトレールモデル達がCRM250ARと同じパワーを手に入れる事は不可能に近いと思います。
逆輸入のバイク達は除きますが、、、、
現行250ccモデルと同じ価格帯で圧倒的なハイパワーを得る事はお得に感じるかもしれません。

ですが、、、、少々 問題があります。
まず サスペンション インナーチューブやロッドに錆が出ている車両をよく見かけます。
それとここ数年でECUがダメになる車両が出てきています。
それとクランクベアリングのがた、、、、
どれも修理代が高額になるものばかりです。
当ショップはCRM250ARのノウハウは多く持っていますのでどの修理も効率良く直す事でき修理代を最小限に抑える事ができると思います。
CRM250ARに限らずCRMシリーズで何か気になる事があるときは是非相談してください。
短時間に最良の結果を出せると思います。
■排気バルブの作動不良について。
最近 バルブ関係のメンテナンスの件数が増えてきています。
一番多いのはカーボンの堆積による作動不良です。
最近パワーが無いと感じたら必ず排気バルブが作動しているかどうかチェックしてください。

シリンダー左側の排気バルブカバーを外してサーボモータから来ているワイヤー2本を外しください。
ワイヤーが外れたバルブはカタカタと手で簡単に開閉できるはずです。
途中で抵抗があったり全閉&全開時にカタカタとバルブとシダーが当たる音がしない場合はチェンバーを外しピストンを上死点にしてシリンダーの排気側からバルブに向かってチェンバークリナーや脱脂剤などを吹き付けてカーボンの除去をします。

この時は排気バルブを全閉&全開に動かします。

極力シリンダー内部に薬剤やカーボンが入らないように注意してくやって下さい。
バルブがスムーズに動いてくれたらばとりあえずバルブによるパワーダウンは解消するはずです。
ですが、、、、

バルブが動かなかった事によるサーボモータなどの不良も考えられます。
一度 排気バルブカバー除いて、すべてを組み上げてエンジンをかけてみましょう。
もし バルブが動かなければサーボモータやECUの不良が考えられます。

ECUが不良な場合はエンジンをかけた直後にバルブが全開状態で動かない事が多々あります。
再始動したりキルスイッチをいじったりしているうちにバルブが動き出したりします。
症状が出たり出なかったりがECUのトラブルの特徴です。

自分で直すとするとECUはとても高価なのでとりあえず新品に交換する方法は思い切りが必要だと思います。
テスターで計る事でECUの故障を見つける事もできますが、それなりに電気関係に強くないとなかなか難しい、、、、
一番の方法は症状が出ている状態で故障していないECUを借りて入れ替える事です。
ですが、、、、

身近にCRM250ARのオーナーがいる事の方が珍しいので難しい状態です。
当ショップではテスターで計る以外にもテスト用の新品のECUを確保しておりますので短時間&確実にECUのテストなど排気デバイスのトラブルに対処できます。

その他 サーボモーター&レギュレーター&コンデンサーも常駐させています。

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